キッチンのドアのDIY(続き)&アンティークドアパーツ・・・
今日はキッチンのドアのDIYの続きです・・・
こんなふうにドアが取り付けられたところまででしたね~。

このドア自体は既製品です。
このような新品のドアを買うときに、サイズをもちろん確認するのですが、
縦横何センチまでは削ってサイズ変更ができる・・・といったインフォメーションがあるので
それらも確認して買いました。
無垢のドアは削って調整が利くから本当に便利!
今回の我が家の場合は、ドアの縦横は削らずにすみました。
これはとってもラッキーなことです。
その代わり、ドア枠の位置をずらす必用がありました。
ヒンジにとりつけてから、ドアがきちんと閉まるか確認します。
閉まらない場合は、ヒンジのチェック、ドアを削ってサイズ調整したり
もしくはドア枠の位置を変えたりという作業をします・・・
ドア枠の付け直しはこんな感じです・・・
こういったパーツも上手に取り外して、位置を少しずらしてまた付け直す~。

これが上部のドア枠を取り外したところ。
ドアとドア枠がフィットするようにアジャストして、小さい釘で打ち付けなおします・・・
(またこのドア枠はペンキをぬらなければなりませんが、それはまたの機会に・・・)

ドアがフィットしたところで、早速ペンキを塗ります!
空気中の湿気などで、木が収縮するので、
特にキッチンは直ぐに塗ってしまうほうが良さそう~。
新品ドアには、ちょっとしたヒミツがあって、
ペイントがしやすいようになっています!
それは、このガラス部分にフィルムが貼ってあって、
ペンキがガラスに付かないようになっているんです。
思い切りペンキ塗りができるというわけなんです。
(もちろん、いつか色を塗り替えるときには今度はマスキングテープを使います・・・)
ではでは、これから色を塗りますよ♪
私が選んだ色は Hemp Beige 。
壁の色と合うかな~・・・と、この色を選んでみました。
ペンキの缶に見えているとおり、1829年からのペンキメーカーで、
ヘリテイジカラーを扱っています・・・
ペンキの色は毎年のように新色や流行色がでるのですが、
そういった色はあとから、もう手に入らない・・・なんてこともあるので
老舗の伝統色はそういう意味では安心♪
リビングのドアもお揃いでいつかは交換したいので、
同じ色で塗れるように、手に入りやすいトラディショナルカラーから選びました。




左側の小さめのドアはパントリーのドアなのですが、ついでにお揃いの色で塗ってみました♪
全体を塗って、乾いてからセカンドコート・・・

そして、窓に貼られているフィルムをよく切れるカッターで木の縁から切り離してはがします・・・
フィルムを全部はがすと、こんなふうにガラスがスッキリ。

このアンティークキーが今も、そしてこれからもずっとキッチンで使うことになっていく・・・

鍵穴は彼が糸鋸(?)とヤスリで整えましたが、まさかそのままにはしませんよ~。
(だってねぇ、前方後円墳みたいな綺麗な形じゃないんだもん

これから、鍵穴専用の金具を取り付けます。

こういうどうでもいいようなドアパーツもアンティークなんですよ~♪
こんな鍵穴につける金具なんて、みなさん、あまり意識してじろじろとチェックしたことは
ないかもしれませんね(笑)
アンティークドアにはこういったものが付いていることが多いので
みなさんがアンティークドアを買われるときには、ドアのサイズや形はもちろんですが
このような細部のパーツも是非チェックしてみてください!
ディテールに凝ったアンティークドアには、そのドアを使われていた方の思いが詰まっているはずです・・・
ちなみに、この真鍮のマイナスのビスがアンティークの証拠・・・
イギリスのアンティーク品を買われるときにはこういうところをチェックしてみてください。
古いものにはマイナスのビスが使われているのだそうです・・・

ドアのカチャンの部分はドアの側面にぴったりと収まりましたよ♪
鍵穴の金具のとりつけには彼のコレクションの中から古いマイナスビスを探してもらって
似合うものをつけました・・・
こういったツマラナイビスやネジなども蚤の市で見かけたら買っておくと、
こんなときに役にたつものなんです~。
せっかくのアンティークパーツを、新品のビスで留めたら台無しだとおもうのです・・・




鍵穴の金具はトップがスウィングするものを選びました。
鍵を差し込まないと、鍵穴は見えない仕組み。
この金具も色がゴールととシルバーとがあって、
ドアノブの色と丁度マッチさせることができました♪
これで、出来上がり~


もう一度、ペンキを塗る前のドア・・・

たったのドア一枚のDIYを二回にまたがって日記にしてすみませんでした・・・
でも、アンティーク好きな方に、イギリスのドアの細部を
お伝えしたかったのです・・・。
こんなふうに新しいドアでも、取り付けるドアノブや鍵穴の金具などで、
少し古めかしい雰囲気を作り出すことができます。
試してみてくださいね~。
☆最後まで読んでくださってどうもありがとうございます☆

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